この記事は、現在、購入を検討中の方・購入済みで何かしらの不具合に困っている方に向けて記載しています。(不具合に関する情報があれば、追記します)
- 良かった点
- イマイチだった点
- 問題点(回避策・解決策の有無含む)
- まとめ:良くも悪くもIntelMacと大きな違いはないが、多くの人にオススメできる完成度
もくじ
良かった点
純正アプリ
こちらは、使用前からあまり心配はしていませんでした。
実際に使ってみて、かしぱんの環境では下記のものが問題なく
動いていることを確認しています。
- 日常系 :Safari、メール、写真、Music、FaceTime、マップ
- Office系 :pages、numbers、keynote
- クリエイター系:GarageBand、iMovie
非純正アプリ
こちらは、使用前に少し心配しておりましたが、敢えて粗を探すような使い方もしていますが、インストールがうまくいけば大体のアプリケーションが動く印象です。
Chrome、Thunderbird、Twitter、Skype、Discord、LINE、MindMaster、BetterSnapTool
常に下記全てを立ち上げている状態で、ブログ記事を
書いていますが、もたつきを感じません。
Safari(14タブ+YouTubeの4k動画をピクチャインピクチャで再生)、Chrome(5タブぐらい)、メール、ミュージック、Twitter、 Discord、Numbers、Pages、MindMaster、アクティビティモニタ
ディスプレイの画質が綺麗
事務作業やネットサーフィンには十分すぎる性能です。
画像の表示や動画視聴でも不満なく使えています。
手軽に聞くのに最適なスピーカー
Apple製品らしい大人しめですが、人間の声がとても聞きやすい音質です。YouTubeの視聴やラジオ視聴にとても向いています。 また、十分なステレオ感があります。
カメラ・マイクが付いている
webカメラやマイクを繋がなくてもビデオ通話ができ、デスク以外でも手軽に着信を受けることができるため、とても重宝しています。最近は、自宅でのビデオ通話の機会が増えているため、とても嬉しい装備です。
電池持ちがとてもいい
1日の使用時間は、5時間くらいですが、2、3日に1回の充電で十分です。iPadのような感覚で作業用デスクとちゃぶ台を行き来しています。
Touch IDが便利
ブラウザでどこかへログインする時/スリープ解除時/AppStoreの購入時など、パスワードが要求される場面で、指をかざせばすぐにログイン・DL・決済ができるのは、とても便利です。
イマイチだった点
Type-C端子が「片側に」2つしかない
電源ある場所次第では、ケーブルの取り回しに不便することに
なりそうで、2つしかないこと以上に、片側にしかないことにストレスを感じる場面が多そうです。
仮想マシン(parallels)のWindows正式対応がまだ。
私自身、M1に乗り換えるまで3、4年ほど使っていませんでしたが、いざという時にないと不安だというのが正直なところです。
外部モニタが1枚しか出力できない
外部モニタを拡張する予定があるため、外部モニタを1枚しか出力できないのは足枷になりそうです。ただし、Macはほとんどが事務作業で使っているので、ウルトラワイドディスプレイを採用するなどすれば、表示領域が稼げるので問題なさそうです。
スピーカーの音質
音質面で特に不満はありませんが、MacBook Air2018と比べて大きな違いはありませんでした。
720pのカメラはやはり時代遅れ
Appleの商品ページでは、NeuralEngineで処理がされているとの記載がありましたが、やはりフルHD(1080p)画質の映像に慣れていると物足りなさを感じます。
また、720pのカメラを他に持っていないので、720pのカメラとしてどうなのかも判断ができません。(もう10年ぐらい前から、1080pのwebカメラは多く出ていますしね・・・)
対応しているiOSアプリの数が少ない
こちらは、製品そのものの問題ではありませんが、やはりまだまだ対応しているiOSのアプリは少ないと感じます。
YouTubeやFacebookなど、巨大な企業のサービスは使えるものが多いイメージです。ただし、そういったサービスは、iOS向けのアプリよりもSafari(ブラウザ)で使った方が便利だったり、Mac向けのアプリが配信されていることが多いです。残念ながら、使用する場面はあまりない印象です。
個人的には、ライブ配信系のアプリの対応が進むと面白いと思っています。
通常の使用状況では、ファンは回らない
音声配信はしていますが、動画のエンコードなどはほとんど行わないため、ファンが回っているのを聞いたことがありません。
13インチは家でのみの使用では物足りない場面もある
コロナ禍ということもあり、家に出る機会が減っています。家での使用だけという状況ですので、持ち運ぶという機会もなくなるため、13インチの取り回しの良さによる恩恵が少なくなっています。
問題点・不具合(対応策、回避策)
- 発生状況:キーボードで何度か切り替えを繰り返していると発生する
- 再現性:非常に高い(1日に何度も起きる)
- 根本的な対応策:見つかっていない
- 暫定的な対応策:再起動する/メニューバーから切り替えを行う/かな入力して英字は変換後に入力する
仕様?
キーボードから、英字・かな入力の切り替え後の動作が遅い(文字入力に遅延等が発生する)
- 再現性:毎回
- 根本的な対応策:見つかっていない
- 暫定的な対応策:見つかっていない
- まだ試していない対策:Google IMEなど、標準のもの以外を使用する
まとめ:購入はオススメできるか
オンラインでの会議や講義が増えている昨今において、ビデオ会議をしながらの作業に耐えうる性能です。ただし、私のようにズボラで、色々なアプリケーション常駐させっぱなしにしていたり、ブラウザのタブを常に多数開きっぱなしにするような使い方をされる方は、少し予算を多く取って、メモリを16GBに増設するのは必須と感じました。
Intel Macのソフトウェアが動かないというようなM1Macになったことによる不都合はほとんど感じられず、起きている不具合についても、OSの不具合によるものの可能性が高いと思います。とはいえ、文字入力を多くされる方は十分に留意の上購入された方が良いと思います。(すぐに修正されるとは思いますが・・・)
以上のことより、現段階でもM1 MacBookは、性能・機能などソフトウェアの対応状況など、全体的に多くの人が満足できる完成度でまとまっています。