この記事は、「クラムシェルモードにする方法」とAppStoreにあるアプリ「Amphetamine」を使って、「電源を繋がずにMacBookのフタを閉じてもスリープさせない方法」を記載しています。
この記事のポイント
- クラムシェルモードについての解説
- クラムシェルモードにできるのは充電中のみ(=フタを閉じるとスリープしてしまう)
- 電源を繋いだ状態で、スリープさせない方法(アプリ不要)
- 電源を繋がない状態でも、スリープさせない方法(アプリを使用)
もくじ
クラムシェルモードとは?
Mac ノートブックの内蔵ディスプレイを閉じた状態で、外付けのディスプレイを使う方法のことを指します。
クラムシェルモードを有効にする条件
- AC 電源アダプタ、または USB-C や Thunderbolt 3 (USB-C) で電力を供給する外付けのディスプレイ。
- 外付けのキーボードとマウスまたはトラックパッド (USB 接続またはワイヤレス)。
- USB-C – USB アダプタまたはケーブル (USB-C ポートを搭載した Mac で USB マウスやキーボードを使う場合)。
- 外付けのディスプレイまたはプロジェクタ。
クラムシェルモード時には、電源とマウスかキーボードが必要
macOS上の設定のみで、MacBookを動作させたままフタを閉じるには、クラムシェルモードで動作させる必要があります。その際、必ず電源が必要となります。また、フタを閉じた際に1度スリープ状態となるため、スリープを解除するためのマウスやキーボードなどが必要となります。電源を繋いだ状態で、フタを閉じてもスリープさせない方法(クラムシェルモードを利用)(=アプリ不要)
- MacBookに電源、キーボード、もしくはマウスを繋ぐ
- 好きな音楽などを再生する
- フタを閉じる(ここで一度スリープされる)
- キーボード、もしくはマウスでスリープを解除する
電源に繋いでいなくてもクラムシェルモードにする方法(アプリ使用)【こちらがオススメ】
想定する利用シーン ● 充電せずに、クラムシェルモード(フタを閉じて)で使いたい ● ファイルのDL中に、スリープさせずにフタを閉じておきたい ● 音楽(Musicアプリやradikoなど)を聴きながら、スリープせずに蓋を閉じておきたい ● フタを閉じた状態で、一定時間経ったらスリープしたい ● 特定のソフトウェアが起動中は蓋を閉じてもスリープさせない ● 1度もスリープさせることなく、MacBookのフタを閉じて動作させたい
- スリープさせない条件をメニューバーから選ぶ(Start New Session:)
・ずっと(Infinitely)
・何分か指定する(Minutes):5分ー55分
・何時間か指定する(Hours):1時間ー24時間
・指定した時間(Other Time/Until):
・指定した時間(Other Time/Until):
・指定したソフトが起動中(While App is Running)
・ファイルをダウンロード中(While File is Downloading - メニューバーから、Allow system sleep when display is closed のチェックを外す
- マックブックのフタを閉じる
メニューバーから、End Current Session を選択する。
やっておくと便利な設定( メニューバー→Preferencesより設定する)
- 毎回 Allow system sleep when display is closed のチェックを外すのが面倒くさい人用
Sessionタブを選択する→Close-Display Mode:Allow system sleep when display closed のチェックを外す
- ログイン時(Mac起動)にAmphetaminを起動する
Gneralタブ を選択する→ Launch Amphetamineのチェックを入れる
- DockにAmphetamineを表示しない
Gneralタブ を選択する → Launch Amphetamineのチェックを入れる
- (おまけ)メニューバー上のアイコンを変える
Appearanceタブを選択する → Menu Bar Image:から選択する
最後に
今回紹介したAmphetamineでは、希望するほとんど場面でスリープを制御できると思います。興味があれば、その他の設定項目もじっくり確認して使用してみてください。
参照元
参考
Mac ノートブックコンピュータの内蔵ディスプレイを閉じた状態で外付けのディスプレイを使うApple